MacPorts

Ports のようなことができる MacPorts というものがあるらしい．

/opt/local に別ツリー (ライブラリ等) を作るようだ．
なので，適切にパスを通す必要がある．.cshrc の set path と set manpath を更新した．

port コマンドの使い方 (http://guide.macports.org/#using.port のメモ)：

  • FreeBSD の make search は port search で OK
  • port selfupdate すると，後述の sync はもちろんのこと，MacPorts infrastructure (MacPorts base) というのが新しくなったときに更新するらしい．
  • port sync すると，ports が新しくなる．毎日しよう！
  • port variants: 使えるオプションの一覧を取得できる．
  • port -u upgrade outdated: 古い Ports をすべて更新する．-u をつけると古いバージョンを削除する．
  • port {archive | pkg | dmg | rpm} [ports]: パッケージを作ることができる．pkg, dmg, rpm は MacPorts がなくてもインストールできるらしいが，当然，必要とするライブラリのパッケージも作っておかないと，インストールはできても動かないとおもう．


多分，base というのは /opt/local/var/macports/sources/rsync.macports.org/release/base のこと．中身をみてみると，configure とか *.m4 とかなので，MacPorts の共通ファイルみたいに思える．
ここがかわると MacPorts の仕組みがかわるかもしれないのでは？適切に selfupdate しないと，すべての Ports がインストール/アップデートできなくなるのではないかと思った．


MacPorts では，バージョンやオプションが違う同一の Ports を複数インストールできる．(例：オプション無しwget, +no_ssl の wget)
MacPorts では，元のファイルは /opt/local/var/macports/software にインストールし，同時に activate を行っていて，これにより /opt/local/* にハードリンクが張られている．
例えば，以下のように wget と wget+no_ssl をインストールしていて wget が active になっている．

# port activate wget

    

  • 

      

    • 

        

      • >  Activating wget 
        • 

      • >  The following versions of wget are currently installed:
        • 

      • >  	wget @1.11.4_0 (active)
        • 

      • >  	wget @1.11.4_0+no_ssl
        • 

      • 

    • 

Error: port activate failed: Registry error: Please specify the full version as recorded in the port registry.

wget, wget+no_ssl, bin/wget の i ノードを調べると，以下のようになって，active になっているものをハードリンクしていることがわかる．

# ls -i /opt/local/var/macports/software/wget/*/opt/local/bin/wget /opt/local/bin/wget 
1627089 /opt/local/bin/wget
1629368 /opt/local/var/macports/software/wget/1.11.4_0+no_ssl/opt/local/bin/wget
1627089 /opt/local/var/macports/software/wget/1.11.4_0/opt/local/bin/wget